脳が疲れる理由
これをやっちゃいけないと分かっちゃいるが・・・
From:小川忠洋
大阪のオフィスより、、、
まただ。ドクターモルツが何十年も昔に
言っていた事が、脳科学で証明された。
脳について学べば学ぶ程
ドクターモルツの言っていた
アドバイスがいかに正しかったかが分かる。
先日も、脳の本を読んでいたら、
サイコサイバネティクスを読んでいる
気分になったくらいだ・・・
例えば、脳の機能からすると
複数の事を同時にやるような
「マルチタスク」は無理だと言う事。
人の脳は、何かに注意を向けると
別の事に注意を向ける事はできなくなる。
例えば、あなたは今この
デイリーインスピレーションを読んでいる。
しかし、隣で誰かが
あなたに話かけてきたら
あなたの注意はそっちに向かう。
そして、このメールから
注意は完全にそれてしまう・・・
言われてみれば
至極当然の事だ。
だから、パソコンで
メールをチェックしながら、
ネットでグーグル検索して
さらに、ワードで何かを書く。
何て事をやっていると、
あなたの脳ではこんな事が起きる・・・
メールに注意が行って
メールを処理する機能が起動する、
その機能を停止して
次にグーグルに注意が行く、
そしてグーグルの検索結果を吟味する機能が起動する
そして、その機能を停止する
次にワードに注意がいく、
ワードをタイピングする機能が起動する、、、
ワードでタイプをしていたら、
メールが入ってくる。
ワードをタイプする機能を停止する、
メールを処理する機能を起動する・・・
なんて事を繰り返している事になる。
これがどれだけ効率が悪く
脳を疲れさせるかは考えなくても分かるだろう。
こんな事が脳科学でわかるずっと前から
ドクターモルツは
一度に一つの事に集中せよと言うアドバイスをくれていた。
以前、脳科学者の諏訪東京理科大学の
篠原教授とインタビューをした事があるが、
(DVDに収録されている http://www.13habits.jp/PCR/story.php?mag=Psycho20090612OG1)
彼はとても面白い事を言っていた。
『脳科学なんて、誰だって分かってるような事ばかり。
だって、考えてみたら誰もが脳をもってるんだから・・・
自分で何となく分かるはず・・・』
そう。
僕らは科学で証明されるのを待たなくても、
マルチタスクができないなんて事は分かりきっている。一度にあれこれ同時にやろうとして
何か重要な事ができたためしがない。
現代は手に入る情報が増えた分だけ
常に忙しくなっている。
だからといって
一度にあれやこれやと手を付けてしまうと、
あなたの脳は疲れるばかりで本領を発揮できない。
目の前の事に集中しよう。
目の前のたった一つの事を終わらせてから、次にいこう。
Dr.モルツが50年も前に
言ったアドバイスだ。
-小川忠洋
PS:
ドクターモルツのサクセスグループのお試し特典DVDが
もうすぐなくなるらしいので、DVDが欲しければ
早めにお試ししておこう。
http://www.drmaltz.jp/html/success_group.php?mag=Psycho20090612OG2
私も常々、身近な人から「今に集中しなさい!」と言われていました。
手に持っているものを落としたりするのは、今に集中していないからだと。
確かに私の携帯電話は・・・何度も落して傷だらけです。
でも、今までは「××しながら」が一度に二つの事が出来て効率的だと思いこんでいました。
ひとつの事を確実に終わらせてから、次に移る!
今までは、どこかで抵抗しながらでしたが、この記事で心底、納得して行動できそうです。
ありがとうございました。
はじめまして。
ほんとにその通りだな~って思いながら
読ませていただきました。
私事で恐縮ですが、娘が情緒障害と
線維筋痛症という医師にもあまり認知されていない
痛みで日常生活に支障の出る病気にかかり、
学校にもいあまりいけない状態です。
行ける時には学校に一緒に登校し、
授業中も横にいて娘をサポートし
病院に心理療法にと、週に4度も通い
家族や親戚に理解を求めるために
病気と障害について勉強し説明し
痛みで眠れない娘の体のマッサージを毎晩2時間して
・・・・・とやっているうちに
私の脳が疲れてしまって、参ってしまいました。
何もかも全部自分一人でやろうとしてはダメですね。
小川さんの言われた通り、脳がショートしちゃいます。
一つの事に集中できない状況ですが
ほんとうにしなければいけないことに
できるだけ集中して、
他の人に頼める事は他の人に頼んでしまおう。
読んで、そう決めました。
これからも自分を見直すきっかけになる言葉を
楽しみにしています。