裏切られるとき
おはようございます。
スポーツドクターの辻秀一です。
「期待していたのに、残念だ・・・」
そう感じたことはありますか？
部下や子ども、取引先や芸能人、
政治家や企業、その他いろいろな対象に、
私たちは期待しています。
そして、その期待を裏切られ失望し、
気持ちが落ち込みます。
また、期待とは周りの人から
受けるものでもあります。
親から、上司から、クライアントから、
たくさんの期待を向けられます。
期待されると嬉しいと感じる人が
多いと思いますが、同時に
プレッシャーも感じるでしょう。
嬉しいの思うのは一瞬で、
「期待している」と声をかけられた後は、
期待された結果を出すまで
プレッシャーを感じ続けているのでは
ないかと思います。
プレッシャーがあると、
どうしても不安や焦りで
心の状態がノンフローになりがちです。
すなわち、自分の力を発揮しにくい状態です。
自分の力を発揮しにくいため、
期待された結果が出にくくなります。
そして期待に応えられないことに
申し訳なさや不甲斐なさを感じて、
さらにノンフローになっていきます。
期待とは認知脳が生み出す
勝手につくり出した枠組みです。
その枠組みに相手に当てはめて、
その枠組み・条件通りの結果を
求めている考えに他なりません。
したがって、期待は
自分主体の考え方なのです。
期待しているよと言われると
一見嬉しいのですが、
実はこの枠組みがあるため
それ通りでないといけないという
相手からのプレッシャーを感じてしまい、
フローにはなりにくいのです。
期待されると力を発揮しにくいということは、
同じように期待することで相手も力を
発揮しにくいと感じてしまうはずです。
また、誰かに期待していても、
もし期待通りの結果が出なかったとき、
期待が裏切られたと感じてしまい
自分も気分が悪くなります。
このように、期待思考では、
自分も相手もフローになれないのです。
期待されることを求めたり、期待することで
相手をやる気にさせようとする
思考をしている限り誰もフローにはなれず、
自分本来の力を発揮しにくくなるのです。
P.S.
期待に頼らず、自分の内側から
無限のエネルギーを生み出しませんか？
↓
admin
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1件のコメント
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確かに！
「期待してるよ」と言われると、
嬉しいと同時に、何かしら居心地の悪さを
感じていました。
なるほど！！
それがプレッシャーだったのですね！
新しい気付きです。
いつもありがとうございます。