ざまあみろ
From:森兼
人の感情の中に
シャーデンフロイデという
ちょっと変わった感情がある。
これはドイツ語なのだが
他人が失敗したときになどに
「ざまあみろ」
と感じる”喜び”のことらしい。
なんとも屈折した感情だが
考えてみると僕たちの中には
確かにそういう感情が存在する。
よく芸能人が離婚したり、
政治家の汚職が発覚したときなどに
むくむくとこの種の”喜び”が
頭をもたげてくる。
「他人の不幸は蜜の味」というわけだ。
もっと自分に身近なところでは
嫌いなスポーツチームが負けたときや
知人の失敗を見聞きしたときなどに
感じることがあると思う。
しかしこの感情、
はっきり言ってしまえば負け惜しみで
何一つ生産的なことはない。
そしてこのシャーデンフロイデは
人間が持っている感情の１つなので
自分では気をつけているつもりでも
割とこの感情を抱いてしまう。
こんな感情を持ってしまったとき
上昇志向な人や成長願望の強い人ほど
自分自身を次元の低い人間に
感じてしまうことがあるかもしれない。
しかし、人間である以上は
この感情を持つことは自然なこと。
どんな人でも怒りや悲しみを感じるように
シャーデンフロイデを感じること自体は
そんなに恥ずべきことではない。
ただ、この感情を抱いたときに
自分自身が発する「サイン」に
気付かなければならない。
他人の不幸や失敗を見て
喜んだり安心したりするということは
裏を返せば自分がそれを望んでいる
ということ。
シャーデンフロイデは
何が自分のありたい姿なのかを
示してくれるサインと言える。
そして、このサインに気が付いたら
自分自身を振り返る良いチャンスだ。
なぜ、それを感じたか考えてみれば
おのずと自分自身のなりたい姿を
導きだすことができるはず。
その姿を導きだしてイメージできれば
目標は自然と見えてくるだろう。
一見マイナスに思える感情も
使い方次第で自分自身の成長を
手助けさせることもできる。
うまく自分と付き合って成長しましょう。
ーマーケティングディレクター 森兼
ＰＳ．
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ざまあみろ！というときは、その言葉がそのまま自分の上に落ちてくる。ですか？ばか!と天に唾を吐くと自分の上に、唾が帰ってくるように。
心に思うこと、口に出すことを清めなくてはいけない。確かに。結局は自分は隠しているつもりでも、見える人にはお見通し。自分からこのような感情が出てくるということは、セルフ、イメージが低いのでしょうね。相手の失敗を喜ぶということは自分の失敗を喜んでいるんだと思うと、恐ろしくなります。相手はいつも鏡ですからね。ありがとうございます。
気の合わない人や快く思ってない人や憎んでる人などが、事故や失敗したりすると、ざま～みろーと言う感情になることが、私にも経験があります。だから自分が幸せな気分になったかと言うとそうでもない。人の不幸は蜜の味と言うが、そんな事卒業しましょう！！同じ人間同士～～時間をかけて話あえば、相手とわかりあえる時が来る。勇気をだして一歩を踏み出せばいいと思います。
人を助けた数だけ、幸せにした人の数だけが自分の幸せに後からやってきます。本当の成功者かもしれませんね！
今日のメルマガ。
人の琴線を良く表現していて、痛いところをついてきました。
人を傷つけまいとして、オブラートに包まれた言葉の表現が多い中で
これほどにも
それを臆面も無く表現していて、自分の心の中を見透かされたようで
ある意味では痛快です。
すっきりしました。
心の中の天使と悪魔。
心の中が天使だけの人って、おられるのでしょうか？
そのような方がもしおられたら、尊敬してしまいます。
理性では、きれいごとを考えてみても、
心の隅から悪魔のささやきが聞こえてくる。
その時、自分がどうするか・・・・・。
・・・悪魔のささやきは、自己防衛でもあるような気がします。
ときには「そうだね」と受け入れることも健康を保つために必要なような・・・。
ですが、元気な時とか、プライドに反することで受け入れられない場合は、聞き入れてはならないでしょうが・・・。
人の感情はおもしろい。・・・そう思える余裕があると天使と悪魔の声に素直に反応することができるのかもしれません。
自分を含めて他人もねたみたくなるほどの成功を収めていても、その相手と関係が深くそしてお世話になっていて尊敬する人であれば”ざまあみろ”と言う感情は少ないのではないかと思います。
つまりは、”実るほど頭の垂れる稲穂かな”と言うことで、常に謙虚になることが継続した成功を収めるコツになるのだと思います。
私もそんな人物になりたいですね。
シャーデンフロイデ【ざまーみろ！】
という感情に含まれる内容には人夫々に違うと思います。
とても、腹立たしい気持ちでいた事とか羨ましく自分には太刀打ち出来ない事とかあると思います。
その心を覆すように相手が逆転した場合、
気持ちの中で【ざまーみろ！】という感情が出て自分が優越感に浸るのかなあと思いました。
【罰が当たった】という思いもその中に含まれているかもしれません。
私の知人がある商品を個人的に売っていました。
後から参入したＡさんがその商品を売り始めましたが、商売上手で
あれあれという間に知人を追い越してＡさんはトップとなり、暮らしぶりも派手になりました。
知人はＡさんをその仕事に誘った事に後悔しましたが、ある日
Ａさんが仕事のことで外出した途端に交通事故に遭いあっけなく
亡くなりました。
そのとき。知人が発した言葉を忘れるわけにはいきません。
【ざまーみろ！】だったからです。
心の狭さですね
他人の不幸や失敗を見て
喜んだり安心したりするということは
裏を返せば自分がそれを望んでいる
ということ。＞＞＞というところが分かりにくいという事ですよね？？？
はは、確かに分かりにくいです。
私は、他人の不幸や失敗を見て喜んだり安心したりする。＝その人が失敗してしまった事柄、行動＝自分もやりたかった、あるいはやりたいが、進まない、または失敗している＝裏を返せば自分がそれを（行う、または再トライを）望んでいるということ。という風に解釈して読んでみました。
ひとそれぞれ感じ方はあると思いますが、これで少し釈然としました。
私は同僚や友人から、プライベートなこと、人間関係のことなどでいろんな悩みを相談されます。ある意味、目標に向かう生産的な時間の使い方ではないかもしれませんが、森兼さんのエッセイを拝見して、そういえば人の話を聞くことで自分自身のことに気づかされることが多いなー、と思いました。
自分自身の過去を振り返っても、他の人の敗やうまくいかない悩みを聞いていても、問題は自分自身のことをよくわかっていないことに端を発していることが多いと思います。
シャーレンフロイデという言葉、人間誰しも抱く感情、ということを教えてくださってありがとうございます。
しばしつきあわなくてはならないいやな感情ですが、今一歩深く考えて自分を理解する糧にしていきたいと思います。
ごめんなさい。
下のナナハンベイ～さんのコメントを読んで思わず笑ってしまいました。実は私も、今日のインスピレーションで内容よりも 文の構成の方法が気になりました。
「ざまあみろ」なんて、ちょっと物騒なキャッチで読者の心理を惹きつけてみたものの、最後の「うまく（シャーデンフロイデを感じる）自分と付き合って成長しましょう」まで持ってくるのが、やや強引な気がします。
その原因の一つに
「他人の不幸や失敗を見て
喜んだり安心したりするということは
裏を返せば自分がそれを望んでいるということ。」
という ブロックにあると思います。
「裏」というのが、いったい何を意味するのか
「それ」というのが 何を意味するのか
このままの解釈でいえば
他人の不幸や失敗を喜んだり安心するということは
他人の不幸や失敗を望んでいること と解釈して
その 裏を返せばということは 自分も不幸であったり失敗を望んでいること
になってしまう？ということ？
それとも 他人の不幸や失敗は望んでないということ？
ここが ちょっとつながらないから
あとの
シャーデンフロイデの気づきのサインにつながらない。
このシャーデンフロイデが出たら
自分も 不幸や失敗をして喜んだり安心したいするグループにいるということ
まさか、これを読んでいる人たちに
自分が そうありたい 願っている人はいないから
素直にシャーデンフロイデを感じる事象に出会った時は
「自らを律するツールとして活用しよう」 というストーリーの方が
理解しやすかったのではないでしょうか。
もっと 大きな含みがあるのかも知れませんが やや伝わりにくい気がします。
ちょっと ナナハンベイ～さんに触発されて
本題から外れてしまったかもしれません。
ごめんなさい。
考えようによったら アテンションを促したことで それなりに
面白かったかもです。
一見マイナスに思える感情も
使い方次第で自分自身の成長を
手助けさせることもできる。
確かに・・。
物はとらえ方、受け取り方一つで自分のものにできるか・・？できないか？
今までもったいないことしてました(*_*)
でも今日から他人が失敗したときになどに
「ざまあみろ」
って思った時自分と向き合ってみます。
人が何かを求め行動したが失敗した・・・
それを見てシャーデンフロイデを感じたということは
自分もその人と同じものを求めているのではないか。
目標や夢は他人に先を越されたくないから嫉妬するが
一切興味がないものであればそういう感情は浮かばない。
シャーデンフロイデを感じることは避けようがなくとも
自分の焦点をそのような嫉妬、負け惜しみから
自分のなりたい姿、欲しているものに合わせよう！
ということ意味だと思います。
自分が本当にやりたいことに気付こう！
深い話です。気付かないつもりでいてもそういう醜い感情はありますよね。逆にそれを自分の成長のために使うとはすごいです。外からだけの成功だけでなく、内側もきれいでいるということですよね。自分にしかジャッジできませんが、だからこそ重要なのですね。
ごめんなさい。
最後、の方、意味がわかりません。
残念です。