望まないものを追い払うには
おはようございます!
マット・フューリーです。
皆さん、「引き寄せの法則」をご存知ですか?
その道の専門家は、次のようなことを言っています。
「成功の鍵、それは自分が望んでいるものに焦点を当て、
望んでいないものに焦点を当てないことである」
また、彼らはこんな事も言っています。
「この法則を破れば、望んでいないものを
引き寄せてしまうだろう。
さらに、”望んでいないものを引き寄せてしまった”と、
そのことばかり気にしていれば、
もっと多くの望んでいないものを引き寄せてしまうだろう」
さて、このロジックに、私は100%賛成できない点があります。
例えば、あなたが右足を複雑骨折したとしましょう。
すぐに皮膚を突き破った骨を元の位置に戻して、
プレートやピンで固定しなければなりません。
さて、複雑骨折が「生じた」背景に、
あなたが関わっているかどうかについては、
私は「そうかもしれない」と応えるでしょう。
しかし、あなたが折れた右足のことばかり考えていたら、
左足も骨折する、なんて事はまったく同意できません。
***
先日、サイコサバネティクスに関する
プログラムを主催した時、
私は数人のドクターにコーチングを行いました。
その多くが外科医だったのですが、
私は彼らの中にある面白い共通点を発見しました。
外科医は皆、楽観的で、陽気で、
エネルギッシュな性格をしていたのです。
痛みの程度を診て、ただ薬を処方するような、
自ら治療をほとんどしない普通の医師と比べたら、
その差は歴然でした。
本当なんです。
外科医はとてもポジティブな思考の持ち主です。
彼らが仕事としてやっていることは、
損傷した股関節や膝を新しいものに取り替えたり、
剥離した網膜を元の位置に戻したり、
腫瘍を取り除いたり、
心臓の欠陥を正常に戻したり・・・。
つまり、彼らはネガティブな事に焦点を当てて、
手術をすることで、それを正常に戻しているのです。
外科医はこのような手術を生涯で何万件もこなします。
Dr.モルツは2万5,000回もの手術を行ったと言っています。
もちろん、今日行われている外科手術の中には
不必要なものもあります。
私が言っているのはそういうものではありません。
私が言っているのは、深刻な健康問題が生じた時に、
直ちにその問題を解決するために
行わなければならない手術のことを言っているのです。
そんな時に、救世主となるのが外科医です。
彼らはあなたの元にやって来て、
新たな成功を掴み、あなたの元を去ります。
それは、新たな勝利、正常な状態への奪回です。
***
骨折の話に戻りましょう。
右足の外科手術を受ける人が、その手術のことが心配で
1日中考えていたからと言って、
手術後1週間で、左足の手術を受ける羽目になるなんて、
あり得ません。
つまり、望んでいるものを引き寄せるために、
ビジュアライゼーションをするのと同様、
望んでいないものを追い払うために、
ビジュアライゼーションを使うことだってできるのです。
ただし、望んでいないものを追い払うための
ビジュアライゼーションにはコツがあります。
やり方が間違っていれば、望んでいないものを
逆に引き寄せてしまいます。
外科手術の場合、あなたがしなければならないことは、
手術の日に手術室に行くことだけなので簡単です。
しかし、借金や憂鬱感、肥満、悪い関係を断ち切る話となると、
焦点の当て方が変わってきます。
ネガティブなものを追い払おうとしながら、
同時により良い物を引き寄せようと
考えなければなりません。
このようなことを、
私はサイコサイバネティクス・サクセス・グループのメンバーに
に指南しています。
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お元気で。
マット・フューリー
**今日のフィードバック**
イメージトレーニングの効果は理解していましたが、
「心の映画館」はそのやり方を具体的に示し、
より効果の得られるテクニックになっていると思います。
吉田さん
Comment:
コメントや質問待っています。
全部に返事はできませんが必ず目は通します。
ありがとうございます^^
引き寄せの法則をはじめとする願望実現や成功哲学の類の書物が次から次に、これでもかこれでもか、手を変え品を変えて世には送り出されています。
お互いに言葉や内容をパクリ合いながら、という言葉がぴったりです。
この手の本は、著者が自ら編み出したもの、発見したもの、実践して真の結果を出した、という事実は一つも無いのです。
それぞれの著者は、真の成功者ではなく、成功したい、願望を実現させたい、お金持ちになりたいという人たちを集めて、夢を持たせる言葉を並べ立てて、その気にさせる。高額なセミナー代金と書物の売り上げによって、大金持ちになっただけなのです。
どんなに世界的なベストセラーを書いても、その人は自分が書いたことを実践したのではないのです。本の売り上げ、講演会の売り上げが莫大になっただけなのです。
日本人は、民族的にお金というものに特別の見方、考え方を持っており、成功哲学や引き寄せの法則を100%信じて、それを出来る人は存在しないと言った方が正しいのです。日本人には無理なのです。
儲かるのはそのセミナーの主催者、本の著者、出版会社たちだけなのです。
今現在、この世に出ているこの類の本には、決定的な言葉が抜けています。むしろ、意識的にその言葉を教えないのだと思います。皆が成功者になっては困るし、大金持ちになっては困るからです。
実現できるかもしれない、という夢を持たせるだけにしているのです。ある種の騙しです。それにはやく気づくことです。
本を読んで、セミナーに参加して、本当の大きな自分の願望を実現した人は、いないのです。もちろん、ごく少数の人は、ある程度の小さな願いはかなったかもしれませんが。
すべては言葉遊びです。その言葉遊びから卒業して、自分の人生をもう一度考えてみることです。言葉遊びをしているうちは、何も変わりません。
そんな本もセミナーも必要ありません。でも、自分の人生に自信を持てない人は、絶えずふらふらとして、定まらず、永遠に騙され続ける人生を送ることになります。