あなたは英語学習でこんな間違いしていませんか?

失礼な人との付き合いかた

マット・フューリー

おはようございます!
マットフューリーです。

上海を訪れて、買い物をしていて
一人で店に入ったことのある人であれば、
ご存じだと思いますが、上海では、世界中でも稀に見る
失礼な人びと」に遭遇することになります。

中国の他の都市だって上海にかなう都市はありません。

レジの列の先頭に並んで、お金を用意して待っていると、
誰かが後ろから近づいて、
私の肩越しにお金をカウンターに渡したのです。

商品を私のものの前に置いて、
上海なまりの中国語でキャッシャーに向かって
ぶつぶつ言い始めたのです。

ちなみに、そのキャッシャーも
上海なまりの中国語で返事をしていました。

初めてこんなことを経験したら、
いったい何が起きているのか分からなくて、
理解できないはずです。

そして、あなたがまだ混乱しているのをよそに、
2人、3人、4人とあなたの順番を抜かしていくのです。

そしてキャッシャーも、最初の客と全く同じように、
2人、3人、4人とレジをこなしていくのです。
その間、あなたはそこに立ったまま、
お会計してもらえるのをずっと待っているのです。

この出来事がはじめて経験したのは
1998年のことでした。
実はそのとき、私はかんかんに怒り、
「もう二度と上海には戻らない」と妻に誓ったのです。

しかし、私もそのうちに溜飲が下がり、
また上海に行くことになりました。

旅の準備をしながら、
「もしまたあんなことが起こったら
どうやって阻止したらいいだろう?」
と自問しました。

私はすべきことを心の中でイメージしました。
そして、同じようなことが起こったときに、
かっとなるのではなくて、

その無礼な人を横眼でぎろっと睨んで、
「並んでるんだから順番をちゃんと待てよ!」と
大きな声で言いました。

私がこう言うと、私の前でごそごそしていた
その男は急に謝り、微笑みました。
そしてキャッシャーが私のレジを済ませるまで
根気強く待っていました。

とてもシンプルなことに聞こえますね。
でも9年前に同じことが起きたときは、
私はただイライラして、
文句をぶつくさ言っていただけです。

ここ海南島では、毎日サウナに行くのを
楽しみにしています。
ロッカールームには体重計があり、サウナに入る前と
入った後に、私はよく体重を量ります。

ロッカールームには「タオルボーイ」と呼ばれる
少年たちが働いていて、
鍵をくれたり、服をしまったり、
水を持ってきてくれたりします。

彼らは私の体重を見るのも好きです。
たとえ彼らが私から5メートル離れたところにいても、
私が体重計に足を乗せた瞬間に、
3人か4人のタオルボーイが
私の体重を見ようと飛びついてくるのです。

このときも、頭がおかしくなるほど腹がたちました。
こういう失礼極まりない人たちの対処の仕方を
ワンパターンしか知らないと、怒るしかないのです。
腸が煮えくりかえって、頭がおかしくなるのです。

そこで、さきほどの店のキャッシャーのときのように、
今度こんなことが起こったら
どうしたらいいかとイメージしたのです。
ふがふがと不平不満を言うのはもうヤメです。

彼らが私の体重を見ようと飛んできたら、
体重計から降りて、
そいつらの目をじっと見据えて
「人のことはほっといてくれ!」と言いました。

すると、みんな一斉に謝りだしました。

この戦略を使うようになってから、
ロッカーボーイたちは私の体重を見ようと
ダッシュしてくるのをやめました。

私はとてもいい気分になりました。

これら二つの話の共通点は、
あなたが世界のどこにいようと、
あなたがいろんな場所を動き回っている限り、
あなたに失礼なことをしてくる人に出会うということです。

少なくとも、あなたの基準からみて
失礼な人には出会うはずです。

あなたはそこに立って、我慢して、
腹の中で怒ることはできます。

でも、あなたはこのような失礼な人にたいして、
自分がどのように接してほしいと思っているのか
教えてあげることもできます。

私たちは自分が望んでいるように
人から接してもらえます。
人からどう扱われるか自分で決めることができます。

でもはじめに、もっと効果的に
人とコミュニケーションをとる方法を
模索しなくてはいけません。

あなたは、私が「怒り」を利用して
問題を解決したと思うかもしれません。

実際は、「怒りのイメージ」を利用して解決したのです。
心のなかでイメージと言葉を思い浮かべたのです。
それから、実際に口にだしたのです。

ちょうど、俳優が舞台で演じるみたいに、
今私が話した2つのシチュエーションで
実践したのです。

私は自分が望んでいる結果を手にして、
その結果、気分がよくなり、
物事の対処の仕方を知りました。

しかし、もし私が文句を言って騒いだだけならば、
物事が何も変わっていなかったでしょう。

今日1日をスタートするとき、この話を
心に留めておいてください。
物事の解決の仕方は一通りではありません。
柔軟に対応しましょう。

そして、
表情やちょっとした言葉遣いが
キーポイント
になります。

マット・フューリー

PS:
毎日、成功する方向にフォーカスして過ごせたら
どれだけ早くゴールにたどり着くことでしょう?
http://www.0stresslife.com/zrl/


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2件のコメント
  1. 有矢淑子 |
  2. メグ |
  
 
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