ディズニーワールド

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From　杉本

ディズニー・ワールドの、
一つの劇場を借り切って、
以前、勤めていた会社では、
盛大なパーティが催されていました。

いろいろな演出が施され、
パーティが盛り上がったところで、

ルーキー・オブ・ザ・イヤー
（新入社員で一番良い成績を残した人）
とか、
セールス・オブ・ザ・イヤー
（営業で一番良い成績を残した人）
とか、
スタッフ・オブ・ザ・イヤー
（間接部門の役職者以外の人が対象）
など、

とにかく、いろいろな理由をつけては、
普段は、あまり日の目を見ない人も含めて、
一人一人壇上に上げて、みんなの前で、
具体的に、どんな風に会社に
貢献したのかを発表して、
社長や、役員が、みんなを
代表して感謝するのです。

壇上に上がって、
賞状や副賞をもらうとき、
思わず涙する人もいます。

もらった人は、
これからも頑張ろうと誓います。
見る側になった人々は、
「来年は自分が取ってやるぞ！」と
決意します。

一晩に何千万円もつかって、
会社は、こんなことをする
価値があるのでしょうか？

実は、そうする価値があるのです。

それは、人はほめられると、
幸福感をしみじみ味わい、
そして、またほめられるために、
達成した良いことを、
繰り返そうとします。

私たちは、この幸福感を、
続けて感じたいという
性質があるようです。

幸福感を感じるために、
次に同じ行動を繰り返すときは、
前より大きな幸福感を感じようと、
工夫をするようになります。

こうして、
幸福を得るために、
創意工夫を繰り返しますので、
多くのことを学び取って
いくことになります。

人は、そのようにして、
成長していくのです。

人がした良いことを、
心から喜んであげたり、
一緒に祝ったり、
ほめてあげることは、
何と、人々を成長させることでしょう。
何と、自分をも幸せにすることでしょう。

育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−

杉本恵洋（すぎもと　しげひろ）

PS.　
人は成長すると、自分で自分をほめて、
幸福感を味わうこともできます。
少しずつ成長している実感を
味わうことによって。
↓
http://www.0stresslife.com/zrl/