大人の安全基地
from 杉本
たいら:「僕ね、野球じょうずだよ。」
じーじ:「すっごいね!」
たいら:「今度ね、サッカーも上手になるの」
少し前に、孫のたいら君と交わした会話です。
子供は、とにかく根拠のない自信を持っていると
つくづく思います。
どうして子どもの頃は、
失敗を恐れず、
不安を乗り越えて、
次次に、チャレンジできるのでしょうか?
ジョン・ボルビーという心理学者が、
次のように言っています。
「それは、子どもには、『安全基地』があるからだ」
外に出て、いろんなことにチャレンジして、
もし失敗して傷ついたとしても、
「安全基地」に逃げ込めば、
そこには自分を、
暖かく守ってくれるものがあります。
多くの子供にとって、
それは、父親であり、母親ですね。
そして、その安全基地からまた出撃していくのです。
では、大人の安全基地って、
あるのでしょうか?
わたしは、
「自分の価値観」を
その1つにあげたいと思います。
著名な脳科学者の、
茂木健一郎さんも、
こう言っています。
「自分の中に、
スキルや経験、
価値観などの、
揺るぎない安全基地がある人は、
臆することなく不確実性に向き合える」
私は、価値観のことを、
「なりたい自分像」とも呼んでいます。
自分の安全基地を持つために、
この「なりたい自分像」を
明確にしておくことを、
あなたにお勧めします。
私は、色々な質問を自分に投げかけて、
なりたい自分像を考えています。
今のところ、
次のような、
なりたい自分像を持っています。
家族を大切にする夫、父である。
経済的に余裕を持った生活を楽しんでいる。
社会貢献もしくは奉仕活動をする時間的余裕を持っている。
健康でエネルギーに満ちあふれた人間である。
他人に寛容である。
人間関係作りの達人である。
もうすでにそうなったかのように、
書いていますが、
本当に、そうなるために、
具体的な目標を作って、
努力もしています。
例えば、
「健康でエネルギーに満ちあふれた人間である」
という理想の自分像については、
・ 朝早く起きて、朝日をいっぱい浴びながら歩く。
・ 朝は果物の生ジュースを作って、酵素をいっぱい身体に取り入れる。
とか、他にもいろいろ、
身体に良いことを習慣にしています。
なりたい自分に近づくために、
努力をしていると、
心の安全基地が、
強固なものになっていきます。
どんなことにも恐れず、
立ち向かっていくために、
あなたの安全基地を作りあげましょう。
育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−
杉本恵洋(すぎもと しげひろ)
PS. 心の安全基地は、モルツ博士からも学ぶことができます。
http://www.0stresslife.com/zrl/
私の安全基地、創ります。
私には6人の子供がいます。一人一人体格も性格も価値観もそれぞれ違います。私の出来ることはできる限り受け止めてあげる事だと...
杉本さんの心の安全基地という言葉はぴったりでいつもそうなりたいと思っています。
ただ、自分の心の安全基地は?と考えたら教会ぐらいかと思ってました。最近、フランクリン手帳を購入して本当に先日、自分の価値観を明確にする作業があり来年に向けての目標や計画を立てることが出来ました。
この価値観は人生においてなくてはならないものだと再確認しました。
杉本さんのメッセージがとても納得できて心に響きました。
心の安全基地。私も杉本さんと同じ様な目標を立てております。時々怠け癖が顔を出しますが、心の安全基地が強固なものになって行く様良い習慣は続けて行きます。