バレーボールで優勝
from 杉本
高校に入って、すぐしたことは、
バレーボール部に入部したことです。
ところが、1年生が6人以上そろった頃を見計らって、
2年生が部をやめてしまったので、
ピカピカの1年生だけで、
チームを作ることになってしまいました。
ということで、1年生チームの間は、
最初の頃、ずっと、負け続けたのです。
後半から、少しずつ勝てるようになり、
2年生の秋には、
ある大会で優勝することができました。
私たち1年生が、
この経験で学んだことは、
「勝つために大事なことは、
いっぱい、負けること。」
です。
負けることの大切さについては、
多くの人々が言っています。
「勝つことばかり知って、
負くることを知らざれば、
害その身に至る」
徳川家康
徳川幕府をつくった家康の生涯戦績は、
73勝56敗。
あの徳川家康でさえ、
56回も負けています。
しかし、その負けの大切さを知っているからこそ、
最終的に天下を取ることができました。
「勝ちに不思議の勝ちあり、
負けに不思議の負けなし」
(肥前の国、平戸藩の第9代藩主で、
心形刀流の達人、松浦静山)
負けるときには、
何の理由もなく負けるわけではなく、
その試合中に何か負ける要素がある。
勝ったときでも、
何か負けにつながる要素があった場合がある
というような意味でしょうか。
試合でも、ビジネスでの競争でも、
勝つためには、
負ける要素が何だったか、
どうしたらその要素を消せるか、
を考えて行く必要があります。
また、勝ち試合であっても、
その中には、
負けにつながることを、
犯している可能性があり、
たとえ試合に勝ったからと言って、
その犯したことを見過ごしてはならない、
と言っているのではないでしょうか。
「負けるという経験から学ぶことが、
とても大切なことです」
イチロー
プロ野球で3割打つとスターですが、
その打率3割も、
7割の失敗があるからこそ、
達成できるわけですよね。
まさに、勝利は、
敗北の上に成り立っていることになり、
その敗北が、
勝利にたどり着く階段の一つだと考えると、
その大切さが理解できます。
育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−
杉本恵洋(すぎもと しげひろ)
PS. 勝てるようになると、セルフイメージも変わって来て、
さらに勝ちを増やしていくことができます。
http://www.0stresslife.com/zrl/
ありがとうございます。やはり人生は、生存競争だということを、あまり考えませんでした。今までも巻けも勝ちもあります。負けも大切なんですね。
個人の失態がすぐにネットで拡散する現代は、
『失敗許すな社会』に向かっている気がします。
失敗なくして成功なしの気持ちでこれからも進んでいこうと思います。
とてもハツとさせられる記事をありがとうございます!世の中には「成功する経験」と「学ぶ経験」しか存在しないというのを思い出しました!!尻込みする必要なんてない。人生は挑戦するものですよね!!!
負けから学ぶことが存分にあるのだと、思いました。勝って慢心し何も学ばないなら、それこそ毒。。。負けであれ、勝ちであれ、常に謙虚に。「そこから何を学んだのか?」「本当は何を達成したいのか?」常に自問自答していきます。
負けも勝ちのうち。
失敗は成功の元といいますものね。
素晴らしい記事をアップして頂き
ありがとうございます。
教育関連の仕事をしていますが、
児童生徒に、「失敗の大切さ」を伝えるのに
とても参考になりました。