あなたは英語学習でこんな間違いしていませんか?

裁判員の価値観

From:森兼

裁判員制度について、
まだまだ課題は山積しているようだ。

先日ネットサーフィンしてたときのこと。
たまたまこんな記事を見つけた。

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裁判員裁判で悲惨な事件の審理に参加し、
精神的なショックを受けた裁判員らの
心のケアを充実させるため、最高裁は、
臨床心理士らによるカウンセリングを5回まで
無料で受けられるようにする方針を決めた。
読売新聞
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裁判員は言うまでもなく一般人だ。
法律や過去の判例に関する知識もない。

そんな人がもし、自分の誤審で
無実の人に罪をかぶせてしまったら
間違いなくトラウマを抱えてしまう。

もちろん、判決を出す前に
慎重に議論を重ねるだろうが
数ある事案の中でそういうケースが
生まれるのは避けられないはずだ。

そういう意味では
こういった処置はきっと必要なのだろう。

しかし、足利事件に代表されるように
プロの検察や裁判官でさえ
間違った判決を出すのは避けられない。

検挙率重視の政策がこのような
狂行に走らせたのかもしれないが、
こうなるともはや立場は逆転して
有罪判決を出した側は加害者になってしまう。

裁判員制度をスタートする前に
この閉鎖的な法制度をなんとかしたほうが
いいんじゃないかとも思わないでもないが
ともかくもそれは始まるわけだ。

法知識を持たない人が人を裁くとき
それは裁く人の常識によって
判断されることになるだろう。

しかし、常識とは人によって全く違ってくるもの。

同じ会社の中でさえ、
社長の常識と新入社員の常識では
大きくかけ離れている。

社長にとって脱税する人の気持ちは
理解できないことではないが
新入社員にとって脱税の意味は
まるでわからないだろう。

人と人の常識とは似ているようで
全く違うものだ。

そして、価値観が離れすぎると
お互いを理解することがとても難しくなってしまう。

だから、あまりに価値観の異なる人と
共存することははっきり言って難しい。
お互いの気持ちを理解できないのだ。

結局、裁判員制度の試みはこういった
様々な課題を抱えながらもスタートするが、
どういう結果になるのかはわからない。

人間は同じ姿をしていても機械ではない。
だからそれぞれ目的も違えば
大切なことも違うのだ。

これは逆についても言える。

自分の価値観が他人と違うように
他人の価値観も自分とは違う。

だから他人の行動を自分の価値観で
ジャッジするのには無理がある。

そして、相手にも価値観がある
ということをしっかりと認識した上で
相手を理解しようとしないと
相手のことはさっぱり理解できない。

お互いに価値観があることを意識して
それを理解し、尊重しつつ
コミュニケーションしましょう。

ーマーケティングディレクター 森兼

PS.
価値観の溝を埋めるための
コミュニケーションの方法については
こちらをチェックしてみてください。
http://www.milteer.jp/msc/letter.php?mag=Psycho20090617MO


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