成功は確率。失敗は?
From:小川忠洋
品川のスタバより、、、
人によって「成功」の定義も
「失敗」の定義も違う。
ただ一つ共通するのは、
みんな成功したいと思っているし
みんな失敗を怖がっていると言う事。
僕はもともとダイレクト
マーケティングの仕事をしている。
その仕事の
関係でドクターモルツの
サイコサイバネティクスに
出会ったわけだが、
ダイレクトマーケティングの
世界では、「失敗」と言うものは
存在しない。
※ちなみにダイレクト
マーケティングとは、
商品のメーカーがお客さんに
直接販売する形態だ。
例えば、あるキャンペーンを
やってその反応率が2%以上
だと黒字と言うことが
あったとしよう。
かなり経験のある人で
ないかぎり、初めから2%、3%と
言った数字を叩き出せる事は
ほとんどない。
最初はみんな
0.3%とか0.5%とか言った
赤字の状態からスタートする。
ここで大切なのは
キャンペーンのテストを
やっていると言うことだ。
例えば、
Aパターンでは
「今なら3割引」とした表現を使う
Bパターンでは
「今なら3000円割引」とした
表現を使う。
どちらが反応がとれるかは
ふたを開けてみないと分からない。
ここでは 簡単に説明するため
以下のような数字が出たとしよう。
A:1%
B:0.5%
そうすると、次回は
Aパターンを使う事になる。
そして、そのAパターンを使いながら、
今度は別の場所をテストして
行くことになる。たとえば「色」とかね。
そうすると、結果はどんどん
良くなっていくのだ。
ここでのポイントは、
最初にやったBパターンは
「失敗」なのか?と言う事だ。
誰もこれを失敗だとは思わない。
これは「テスト結果」にすぎないのだ。
つまり、一連のキャンペーンの中で
失敗というものは存在しなく、
すべてはテスト結果だ。
もし、キャンペーンそのものが
上手くいかなかったとしても
それもテスト結果であって、
別のキャンペーンに移るだけの話。
唯一、失敗だと言えるように
なるのは、そのテスト結果に感情的な
ラベルを付けてしまう時だけだ。
「うわぁーーダメだったぁぁぁ」と
こんな風に感情的なラベルを付けると
それは失敗に思えてくる。
そして、この感情的なラベルつけると
言うのは完全に自分自身が
やっている事なのだ。
裏を返せば、自分で失敗と言うシールを
出来事に対してつけているだけにすぎない。
起きた事はただのテスト結果なのだ。
こういうラベル付けは
僕らは毎日無意識のうちにやっている。
こういったキャンペーンだけではない。
毎日起きる出来事や事実に対して、
それを失敗だとかダメだとか
ラベル付けをしているのは自分自身だ。
出来事そのものには
あなたをコントロールする力はない。
出来事に対するあなた自身の
ラベル付があなたをコントロールするのだ。
思うに、どんな分野も成功は確率だと思う。
こうすれば上手くいきそうな事を、
たくさんやっていればいつかは当たる。
もちろん偶然も重なる時もあるだろう。
自分の力がおよばないような時もあるだろう。
でも僕らにできる、完全にコントロール
できることは
「確率を上げる行為をたくさんやる」事だ。
成功は確率だ。
しかし、失敗はあなたのラベルそのものだ。
-小川忠洋
PS:このプログラムであなたの
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