神経衰弱
From:森兼
この前、とあるキャンペーンで
神経衰弱のゲームを作った。
説明の必要はないと思うが、神経衰弱は
裏返しになった何十枚というトランプを
2枚めくって同じ数字のカードを
当てていくゲームだ。
もしめくった2枚が同じ数字なら
そのカードを回収して次の2枚をめくる。
違う数字なら次のプレイヤーがトライする。
そして、全てのカードを回収すれば
めでたく終了という単純明快なゲームだ。
ところがこの神経衰弱というゲームには
1つ大きな特徴がある。
最初は同じ数字のカードを見つけられず、
なかなかゲームが進行しないのだ。
透視でもできれば話は別だが、
ゲームの最初は誰がやっても例外なく
トライ&エラーを繰り返すことになる。
しかし、ゲームが進むと次第に
カードの配置状況などを学習していき
同じ数字のカードをめくることが
できるようになってくる。
この傾向は最後になればなるほど
加速していき、正解する確率は
飛躍的に上昇していく。
最終段階ともなると失敗よりも
成功する可能性が高くなる。
このことは神経衰弱に限らず、
僕たちが何かにチャレンジするときも
同じように当てはまってくる。
何かのゴールに向けて行動するとき
最初は何をやってもなかなか
うまくはいかないもの。
神経衰弱と同じで一見すると
状況はなかなか進展しないのだ。
しかし、だからコツコツ努力しよう
というのでは極めて当たり前の話に
なってしまう。
話を神経衰弱に戻すと実はこのゲーム
1つだけ一気にゲームのスピードを
高める方法が存在する。
それは、、、
カードを裏返した結果を
紙に書いておくことだ。
めくったカードの情報を書いておけば
次にトライするときに記憶違いで
同じ誤りを繰り返す可能性はゼロになる。
とてもくだらないことだが、
それだけで失敗の確率を
いとも簡単に減らすことができる。
神経衰弱は単純なゲームなので
こういう裏技を駆使することができる。
ただ、僕たちの行動もこれと同じで
たくさん改善の余地はあるはずだ。
行動することはとても大事だ。
しかし、同時に頭を使って
行動を最適化するのもすごく大事。
闇雲に行動するよりも
場面や状況を冷静に考えて
成功する可能性の高い行動をとりましょう。
自分にとっての「紙とペン」は
一体なんだろう?
ーマーケティングディレクター 森兼
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kureopatoraさんの記事から考えたのですが、
成功だけが後世に役立つことでなく、
失敗も後世で成功のために繋がるデータのひとつになるのか、と思うと、
もちろん自分個人の成長の意味もありますが、
失敗は生かし方によっては、世界のためにもすごく前進に繋がることだと感じました。
今日もためになりました。ありがとうございます。
初めまして。
平 和男です。
私も亀谷 稔さんと同じ事を考えました。
>だけど それって ズルでしょう
確かに、神経衰弱で遊ぶ時、自分の脳以外にカード配置を記録するものを使う事は、たいていの場合暗黙のうちに禁じ手とされている。
もしくは禁じ手とする事が常識となっている。
しかし、神経衰弱と似た所がある、『人生』というゲームでは?
自分の脳を補助する『紙とペン』を使う事は、
【明示的に禁じ手とされているわけではない】
(単に、「他人の目が気になる」、「恥ずかしい」、「めんどくさい」
とかいう理由で大多数の人が思いつきもしないというだけ)
おそらく、森兼さんが言わんとした事はそういう事ではないでしょうか?
私はそう解釈しました。
いつも機知に富むjメール有難うございます。日常でなかなかこのような話が出来る知り合いがいないため、閉塞感が一瞬緩和されます。本日の雑感を以下に。支離滅裂にて失礼>>>
教育こそ人類の所産だ!という言葉を聞いたことがありますが、誰かが紙とペンで残した記録があるから、その次に生まれた世代は、一から発明したり、実験をせずに済む訳ですよね。
エジプト時代やギリシャ時代から書物は残されていて、人間は次世代に遺そう書き記しておこう、教えてあげようというのが本能として宿っているのかもしれませんね。また、人間とサルはDNA条では、99%同じものの、その大きな違いのひとつに積極的に教育するというのがあるそうです。つまり私が最近思うのは、子供の教育に無関心だったり無責任だったりする人というのはよりサルに近い、進化の過程にある原始的な人なんじゃないのかなということです。
日本の教育水準が低いのもそう思いたくないけど、ある意味未だサルに近しいのではないでしょうか・・・?
畑山洋三郎さんの失敗学というのが一時話題になりましたが、日本人は役所の典型として語られる前例主義、失敗を恐れるあまり、前に進めない、失敗することで学びが得られる!もっと失敗しよう!、そしてその失敗を他と共有し、学問やビジネスに生かそうという趣旨ようなものだったと思いますが、失敗という経験をどう生かすかということですよね。
本日のコラムにもあるように、失敗を検証し、胸に刻みまたはメモに残し、一度失敗した同じレバーは二度と踏まないという事ですよね。わたくしも非常に苦手です。そしてそこには何のために?何処に向かっているのか?という目標設定、ゴールの設定が同時に重要なのかなと思っています☆それもサイコサイバネティクスに繋がっていくでしょうか・・?
そして自分で自分を試運転することしか、自分というロボットの才能・性能を知ることは出来ない。人よりどれだけ足が遅いのか、または工夫すれば早く走れるのか、同じ時間でどれだけ情報を得られるのか、どれだけ上手に話を伝えられるのか、ロボットと違うのは、やって見ようという気持ちとそれを行うのは、すべて自分であり、その結果を引き受けるのもすべて自分である。プログラムをインストールするのも、それを運用するのもすべて自分に委ねられていて誰かが寝ている間に素晴らしい、最新の最適なプログラムをインストールしてくれる訳ではないということだと思います。
自分で作り変えて行かなくてはいけない。ホントウニ厄介だ!!!自分でありながら、自分を操縦する。わたし・・といのは何処にあるのだろうと時々思いますが。そのメタ認知に優れた人が成功しているのでしょうか???
またアナログとデジタルの議論になりますが、手で文字を書くという行為とPCでキーボードを打つというのとでは、やはり文章の味わいが違っていくるように思うが如何なものでしょうか。何人かの人がこのPC時代にあってやっぱり最初の原稿は原稿用紙に書くと言っていたのを聞いたことがあります。
そんなのは昔の懐古主義の流儀でしょうか?皆様はどう思われますか?私はどうもその心構えが違うように思えてなりません。直ぐにデリートしたり、切り張りしたり出来てしまうことが人の精神にとってどんな影響を与えているのか。
小川さんの意見もぜひ伺ってみたいです。電脳社会になって久しいですが、これは人類の冒険であってこの後、人類の脳はどの様になっていくのか。果たして良くなっていくのでしょうか。。。鳩山さんではないですが、未知との遭遇ということでしょうか☆
自分の行動をメモすることは、一般的な仕事にも使えますね。
意外と同じことを何回も質問したり、前に実施したことが思い出せなかったりして時間を浪費することがありますので。
お話の趣旨は理解できますけどねえ……。
だけど それって ズルでしょう
実際のゲームにおいては……。
えっ? もしかしたら関西ではルールが違うんですか?
まっ それはさて置いて……
私の場合
潜在意識に沈めるに価する 本当に重要な事象だけ
「天文手帳」 に 時刻つきで記録しています。
その瞬間に 太陽系の惑星・衛星 〔月〕 が如何なる位置関係にあるか
ということを占星術的に分析するために……。
ここ東京では
J-WAVE というFM局で
月~木の 9:15AM から
「スターマン」 という占星術番組やってるんですよ。
私にとっても 星々の配置というのは 心理傾向に反映される重要なファクターですから
このコーナー けっこう重宝してますね。
というわけで
金~日の3日間は 「天文手帳」 の記述を頼りに己自身を知る
神秘主義オタクのごとき……
Minr Kamti,the Trinity こと
亀谷 稔でした。
たしかに失敗した事を忘れない作業は大切ですね。
僕も一度ゴタゴタになって失敗した作業は次からマニュアル化して
再挑戦し、うまく行ったらマニュアルから余計な作業を
どんどん省いて最適化し、最終的に自分に合った方法が見つかります。
もしかしたら人間が他の動物と一番違う所とは
紙とペンで情報が記録できる。
DNA以外にも次の世代に意思や想いを伝えられる。
って事かもしれませんねっ、 文明バンザイっ!
あっ。今日は、なかなか冴えていらっしゃる。
こんなこと、コメントするのは失礼ですね。
自分に必要だった文章だったのと、そして、すっと心に残る文章だったのと。
どっちかな。
私にとっての紙とペン・・・・・。
今では、携帯で自分のブログやサークルに記入することでしょうか・・・。
・・・ん~・・・でも、旧式の紙とペンは、不変のもののような気がします。
ポケットに紙とペンをしのばせておけば、閃きを即座に記録できます。そして、何度も見る。つぶやく。
こうすれば、脳みそに深く刻まれます。
子供時代の勉強も一緒ですよね!
「神経衰弱」のお話し、とても分かりやすいものでした。
ありがとうございました。
記録は反省して、次回同じ間違いを犯さないようにするためのものですね。
ついつい、記録したままほったらかしな自分を反省!
いつも気づきを与えて下さり、ありがとうございます。