宗教と政治は・・・
おはようございます!
マット・フューリーです。
かつて大衆を虜にした、ドイツ人経済学者のカール・マルクスが、
こんな名言を残しています。
「宗教は民衆のアヘンである」
彼と同じ誕生日で、
“インターネットの禅マスター”である私としては、
これに対抗してマット流の名言を
作らねばならない気分に駆られています。
「政治は民衆のアヘンである」
結局のところ、政府に信頼を寄せたところで、
何の進化もありません。
政治家たちの望み通りに、あなたが政府に期待をしても、
将来は暗いままなのです。
そもそも、自分以外のものをあてにするのは、
自らに限界を課すのと同じことです。
今から、それを証明してみせましょう。
頭の中でイメージしてください。
政府があなたに食べ物やお金、仕事を与えてくれる、と。
イメージできましたか? どう感じますか?
では次に、神や宇宙、無限、完全体系
(その他、あなたの好きな呼び方でどうぞ)が、
あなたの供給源である、と頭の中で想像してください。
あなたは、目に見えない力によって供給されていると、
想像してください。
その力が風を起こし、太陽を輝かせ、空を暗くし、
この地球上のすべてのものを成長させている、と。
光り輝く太陽の下で、
あなたが資源を見つけ、スキルを学び、行動を起こし、
成功を掴む姿を想像してください。
どうですか? あなたの感じ方が変わってきませんか?
無限のものを供給源として想像すると、
世界が違って見えるはずです。
その結果、あなたの取る行動が変わり、
あなたに訪れる結果が変わってくるのです。
反対に、政府があなたの代わりに
何でもやってくれると想像しても、
あなたが幸福感や平穏、充実感を抱くことはないでしょう。
それどころか、
あなたは今まで以上にさらに酷くなるばかりでしょう。
私は政治家を信用していません。
しかし、不思議なことに、ほとんどの政治家が、
支持者のために最良と言えることをしていない時ですら、
多くの人々から信頼されているのです。
この秋には7,000億ドルの金融支援、
そしてつい最近には8,190億ドル規模の景気刺激策、
そして近日中にはさらに4,000億ドル、
そして来月も、再来月も、そのまた次の月も・・・!
私たちが出資するお金はどうやら戻ってきそうにありません。
ましてや、利子付きで戻ってくるのは絶望的でしょう。
それでも、政治家を信じていれば万事うまくいく、
と私たちは聞かされています。
私は信じるなら、無限や神の方を信じたいです。
神は想像する力と、地獄から天国を作る力を与えてくれるからです。
成功はすべて、
心の中で生じる豊かなイマジネーションから始まるのです。
だから、まずは理想とする自分の人生を想像しましょう。
その上で、想像した人生の実現を阻もうとするものが
襲いかかってきた時の備えをしましょう。
私は中国武術を学んでいますが、いつも次の言葉を肝に銘じています。
「前に目を向け、後ろに耳を傾ける」
この言葉は、心の防衛力を100%アップしてくれます。
つまり、人生で望んでいるものを作り出すためには、
攻撃手段だけに目を向けていれば良いというものではありません。
あわせて、あなたの成功を邪魔しようとするものから
身を守る手段にも注意を払う必要があるのです。
成功をイメージした時に、起こりうる最悪の状況もイメージして、
万一の場合に備えることが大切なのです。
これをすれば、少なくともさらに100%上昇することが
できるでしょう。
マイケル・フェルプスが、北京オリンピックの
200メートルバタフライに臨んだ時、
後半の100メートルはゴーグルの中に水が入って、
何も見えなかったそうです。
それでも彼は金メダルを手にしました。
彼は、自分のストロークを数えたのです。
どうしてそうしたのでしょうか?
彼は最悪のシナリオと、金メダルを自分から遠ざけるものを
イマジネーションの中で描いていたのです。
そして、そんなシナリオの一つが、
ゴーグルに水が入る事だったのです。
それが突然起こっても、彼は対処方法を把握していたのです。
***
あなたのバックアップ・プランはなんですか?
あなたには、この世界に蔓延する負のエネルギーから
自分を守るための心の盾がありますか?
ないのなら、今すぐそれを持つべきです。
もし、あなたの国が深刻な金融危機に直面したら、
またはテロ攻撃を受けたら、
自分の取るべき行動を頭の中でイメージしたことはありますか?
まだの方は、ぜひイメージしてみてください。
すべての研究から、分かっていること――
それは、厳しい時代の中でも勝ち上がる者は、
マイケル・フェルプスが200メートルバタフライでしたのと
同様の行動を取る人だ、ということです。
お元気で。
マット・フューリー
PS.
この無料のDVDを見て想像力の使い方を学んでください。
http://www.drmaltz.jp/html/success_group.php?mag=Psycho20090206
マット・フューリーの文章は物語性があって面白いです。この前中国人夫婦の離婚まで行きそうな場面に立ち会うマットのエッセイ風書き物がありました。
とても心が打たれるものでした。最終はドクターモルツ氏のお勧めとなるわけですがそこまで到る筋道が実に自然で、私はああいうブログを目指したいと思います。
小川さん、マットフューリーさん、いずれも素晴らしい人生哲学をタダで私に教えて下さり本当に感謝の気持ちでいっぱいです。どうした縁なのか覚えていませんが、ある日突然メールが来てこのメールを読む縁が始まりました。私はこれらのメールを読むことにより間違いなく自分が変わっていくことが感じられます。良い縁はまた良い縁を必ず産みます。 日本の国では久しく長いこと忘れがちになっている精神世界の大事さを心より感じている日々です。 今後も続けて読ませていただきます。 そうそう忘れてましたがりー・ミルティアさんにも感謝しています。 有り難うございます。
どんないい事を言ってもこの時期にフェルペスを例にだされても説得力にかける
もしかしてニュースみてないのですか?