マイケル・フェルプスのニュースで思うこと

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おはようございます！
マット・フューリーです。

８歳になる息子が、マイケル・フェルプスの
大麻疑惑を報じるニュースを知った日、
私は息子にその件について説明しました。

何故かって？

何故なら、私は自宅に彼のポスターを貼っているからです。

また、彼についての本を何冊か持っているし、
特に彼の自伝「ノー・リミット」を推薦書として、
コーチングしているクライアントに薦めていたからです。

それだけではありません。

私は彼の水泳指導DVDも、2009年のカレンダーも持っています。

「マットはマイケルのファンなのかい？」
という声が聞こえてきそうですが・・・。

奇しくも、その日の前日に、
カージナルスがスーパーボウルで負けました。

つまり、一昼夜にして息子は
大好きなスポーツチームの敗北と、
大好きなスポーツヒーローの良くない噂を耳にしたのです。

そんな時に、大麻吸引がどういう事かも分からない
８歳の息子に、マイケルに何が起きたのかを、
あなたならどう説明するでしょうか？

もちろん、たやすいことではありません。

しかし今日こそ息子に、このアメリカでは
「遅かれ早かれ」誰かがドラッグを
差し出す日が来ることと、それにどう対応すべきか
を説明する大切なチャンスだと、私は感じたのです。

私は息子に、人々が大麻を欲しがる理由や、
大麻を吸ったところで幸福や平穏はやって来ない理由を説明しました。

そして、こう付け加えました。

「僕たちは皆同じ人間さ。

周りの人よりも優れた人だって、
結局は同じ人間なんだ・・・」

オリンピックの金メダルを８個も獲得する人の
集中力と規律は、普通の人の想像を超えているでしょう。

しかし、ひとたびプールから出て、毎日の訓練から遠のけば、
メディアからチヤホヤされる機会が少なくなり、
世界中の人の前で勝利するという感動も味わえなくなります。

つまり、自分の行動は以前ほど注目されなくなり、
世界の頂点に立っているという感覚を与えてくれるものは、
何もないのです。

しかし、その感覚はいつでも「心の劇場」の中で
再現させることができます。

そして、そうすることで、人生そのものが高揚して、
ドラッグに頼らずとも最高の気分になれるのです。

この高揚感は、何かを成し遂げたからと言って、
または誰かから褒められたからと言って、
生まれるものではありません。

では、褒め言葉や達成がなくては
幸せを感じられない人の前に生まれるものとは・・・。

「落とし穴」です。

***

今頃、マイケル・フェルプスは
世界中から監視された檻の中に入っている気持ちに
なっているかもしれません。
――すべての行動が記録され、
プライベートや聖域がまったくない檻の中に。

そんな彼のために、
そして心の平穏と幸福を感じながら
夢や目標を掴みたいと望む人のために、
持つべきものが２つあります。

一つ目は、世界的に有名な
ドクターモルツの自分を変える１２週間プログラム
。

そして二つ目は、あなたの足を引っ張ろうとする人や
負のエネルギーから身を守るための「心の防衛力」です。

マイケル・フェルプスが負のエネルギーをもたらす物に
指一本触れていないことを願いたいですが、
どうやら彼はすでに触れてしまったようです。

今、私は彼を面白がるグループにも、
彼を糾弾するグループにも加わることができます。

しかし、私は、彼があんな失態をしでかした理由に耳を傾け、
そして彼がそれを乗り越えるために
手を差し伸べたいと思っています。

並外れた集中力を持ち、
最も偉大なオリンピアンになることができた彼なら、
起きてしまったことをプラスに転じる力もあるはずです。

フェルプスは、これから彼と同じ選択を迫られる人にとって、
または、すでに手を染めてしまい、
自分を落伍者のように感じている人にとって、
今まで以上に大きなお手本となることができるでしょう。

だから、私はこれからもフェルプスを応援します。

私たちは皆同じ人間です。

そして、誰だって生きてるうちに一度や二度は過ちを犯すものです。

自分以外の全員が「そんなことするなんて馬鹿だ」
と思うような過ちを、誰だって犯すものなのです。

しかし同時に、私たちの誰もが、過ちを乗り越え、
自分の想像を超える自分になる能力を備えているのです。

あなたは今日からどんな選択をしますか？

お元気で
マット・フューリー

ＰＳ．
ドクターモルツのイメージプログラムで
揺るぎない心の防衛力を身に付けよう。
http://www.drmaltz.jp/zrl/new/ogawa_story.php?mag=Psycho20090211