もし私が納得するなら…

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おはようございます！
マット・フューリーです。

以前メルマガで、
「アメリカ人は贅肉を落とすべき」
と大げさに書いたことがあります。
その記事は、多くの読者を爆笑させましたが、
一部の読者からは怒りも買いました。

この出来事から発見したのが、「新しい物差し」です。
読者の中には、書き手の感情を計るのに
新しい物差しを使っている人がいます。

「読者の私が納得する内容を書くライターは
ポジティブな人間、
納得しない内容を書くライターは
ネガティブな人間」という物差しです。

読者の多くが私の皮肉を込めたジョークを
理解してくれた一方で、
怒り心頭の読者もいたのです。
彼らは罵詈雑言や嫌味を浴びせ、
私のことを「負け犬」と呼び、
怒りっぽく傷ついたネガティブな人間だと言い出したのです。

こういう読者には、あのメルマガを書いている時の
私の顔を見てもらいたかった、と思います。
チェシャ猫のような笑みを浮かべているのを
見てもらいたかったものです。
実際、今でも笑いがこみ上げるほどです。

さて、私が信じていること、それは何でしょうか。
それは、人生に望む結果を達成するためには、
前方、後方、そして両サイドに集中しなくてはならない、
ということです。

実際のところ、集中すべきは6方向――
頭上、足元、右前方、左前方、右後方、左後方です。

これは意識向上のトレーニングとして知られています。
意識が向上すると、生存のチャンスが増えるのはもちろん、
成功へのチャンスも増えるのです。

知っていますか？
アメリカ人の大多数は、飛行機が故障したら、
生存する可能性はほとんどゼロだと考えていることを。
あの「ハドソン川の奇跡」は常識を超えた出来事だと
考えているのです。

でも、そうではありません。
飛行機に故障が起きたとしても、大半の人が生き残ります。
統計からも95.7パーセントの人が助かることが
明らかになっています。

しかし、故障を知らせるパイロットやＦＡが
これはもう駄目だと思っている、と乗客が感じたらどうでしょうか？
故障が起きた時に彼らが寝ていたとしたら？
あるいは現実逃避のために酔っぱらってしまったら？

もしそうなったら、生存するチャンスは
増えるでしょうか、減るでしょうか？

実はネガティブな状況を察知することは、
生き残るチャンスを高めることでもあるのです。
すべてをポジティブ一色に染めてしまうと、
生存するチャンスを低める可能性があります。

もちろん、私は物事のポジティブな側面に重点をおく人間です。
しかし、ただポジティブに考えるだけでは
アスリート、武道家、ライターとして成功しないと思います。
否定的な力は、理由があって存在するのです。
心を賢く使い、進んで行動すれば、
ネガティブな力を価値あるものに変えることができます。

こんなことを書くと、私が今ネガティブな状態にあると
思われるかもしれません。
それでも構いません。
現在私たちは、経済的にも、政治的にも、その他の面でも
とてもおかしな時代に生きているのです。

今こそ、身体的、精神的によい状態を
手に入れるために行動すべき時なのです。

欲しいものに心の焦点を当て続けましょう。
でも、ポジティブになり過ぎて
ネガティブなものを無視してはいけません。
成功とは、過ちを修正し、
自分が手に入れたいものに向かって
自分自身を絶えず再調整するプロセスなのです。

成功の出発点は、心と体の中にあります。
だからこそ自分自身のメンテナンスをすることが
とても重要なのです。
心と体の関係を強化するプログラムを私が考案したのは
そのためです。

私が指導していることは、
ポジティブなものだけを味わうことではありません。
望むことを引き寄せ、望まないことを
引き寄せないようにするものです。

マット・フューリー

PS．
もちろん、人間は誰しもネガティブな感情を持つ事はあります。
それは、非難されることではありません。
ドクターモルツの言葉には、全ての人を幸せにする力があります。
↓　↓　↓
http://www.drmaltz.jp/zrl/mc/zrl_mc_letter2.php