あなたは英語学習でこんな間違いしていませんか?

カクゴはあるか?

From:森兼

紀元前204年。中国。

漢の武将・韓信(カンシン)は
10倍以上の兵力差で城に立てこもる敵を前に
危機的な状況に立たされていた。

敵が城から打って出て
挟み撃ちにされるだけで
普通に蹴散らされてしまう。

並みの武将ならば
即座に撤退か休戦を考える状況だった。

ところが、韓信は
あろうことか、河を背に陣を敷き
撤退の逃げ道を断ってしまったのだ。

世に有名な「背水の陣」だ。

これは戦術的には陣形でもなんでもない。
しかし、兵士の士気を鼓舞する上では
大変に有効な戦術だった。

そして、さらに韓信は城から
ほとんどの兵士をおびき出し、
留守になった敵の城を占拠してしまう。

いかに数的に優位に立っていても
大将が討ち取られたり、拠点が制圧されたりすると
兵士たちは戦意を喪失して
戦うどころではなくなってしまう。

城を奪われたことで、
敵の士気はガタガタに崩れ
逃げ出す者や捕虜になる者が続出することになる。

戦争に於いて士気とは戦局を左右する
最も重要な要素の1つなのだ。

韓信は自軍に10倍する絶望的な兵力差を前に
下がる一方の自軍の士気を
「背水の陣」という策で一気に引き上げる。

そして、敵の拠点を占拠することで
敵軍の士気をガタガタに崩した結果
寡兵にも関わらず自軍を勝利に導くことに成功したのだった。

士気とはつまり戦う気力・モチベーションだ。

背水の陣のように、人間、覚悟を決めて腹をくくったとき、
どんな困難なことにでも立ち向かう
精神力と忍耐力を発揮することができる。

ところが、変化のない日常生活の中では
そういった覚悟を決めるチャンスはあまりない。

そして、人間、覚悟を決めていなければ
なかなか行動を起こすことができない。

その結果、いつしか歳月は過ぎ去り
夢や目標は多忙な日常生活の中に埋もれ、
忘れ去られていく。

行動することは、
成功するための第一歩に過ぎない。

しかし、その最初の一歩を踏み出すことは
成功へ至る道を歩む中で
一番のエネルギーを必要とする。

逆に言うと、
最初の一歩さえ踏み出すことができれば
後は目標へ向かって突き進むだけだ。

時には困難が待ち受けているかもしれない。
しかし、乗り越えられない困難などほとんどないし、
それを乗り越えることでもっともっと成長することもできる。

今こそ最初の一歩を踏み出そう。
多忙な日常に夢や目標が埋もれてしまう前に。

そして最初の一歩を踏み出すエネルギーは
自分自身に背水の陣を敷くことで生みだすこともできる。

あなたにとっての背水の陣とは何だろう?

ーマーケティング・ディレクター 森兼

PS.
12週間プログラムで覚悟を決めて成功しましょう。
http://www.drmaltz.jp/zrl/new/ogawa_story.php?mag=Psycho20090415-2


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1件のコメント
  1. 酒林ゆき |
  
 
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