「レッドウッドの森で」
From 杉本
カリフォルニア北部に、
「レッドウッドの森」があって、
私たち家族は、この森でキャンプをしたことがあります。
レッドウッドの森に入ると、
1本1本の木が巨大で、
木のてっぺんを見ようとすると、
首の筋がおかしくなります。
私の家族6人で、
手をつないで囲める木を探すのも
簡単ではありません。
その森の奥深くに入っていって、
静かにたたずんでいると、
随分長い間、音が全くしない、
という経験をしました。
とっても不思議な経験でした。
1000年以上も生きている木々に囲まれて、
時間を過ごすのは、すごく新鮮な経験です。
レッドウッドは
高さが100メートル、
樹齢が1000年を超え、
重さも3トンを超えるものがあるとのことです。
しかし、それに比べて、
根の深さは、ずいぶん浅く、
2〜3メートルぐらいしかありません。
「土の上が100メートルで
下が2〜3メートル?」
それでよく立ち続けていられるものです。
ずっと生き続けられる秘密があるのです。
実は、レッドウッドは、
根の深さは2メートルほどでも、
直径80メートル以上も、
横に広がるのだそうです。
そして、直径80メートル以内にある、
レッドウッドの根と、互いに絡み合って、
つながります。
ですから嵐が来ても、
まわりの木と助け合って、
しっかりと立っています。
これは、7つの習慣で言う、依存、自立、相互依存のうち、
相互依存という、最も成熟した状態と同じです。
依存状態にある人は、
「あなた」というパラダイムを持っています。
「あなた」が私の世話をするのです。
「あなた」がやってくれないとだめです。
自立は「私」というパラダイムです。
「私」はできます、
「私」が結果を出します、
という状態です。
そして、相互依存は「私たち」というパラダイムです。
「私たち」はできます。
「私たち」は協力します。
「私たち」が才能と能力を合わせれば、
もっと素晴らしい結果を出すことができます、
ということです。
自立した人が、結果を出す力を1とし、
その人たちが、2人集まって、相互依存できるならば、
互いに協力し合って、出す結果は
1+1=2ではなく、
10や100、時にはそれ以上の成果を上げることも可能です。
このことを相乗効果と言います。
相乗効果の価値を認める人は、
次の言葉を心から信じる人です。
「本当に効果的に人生を営む人というのは、
自分のものの味方の限界を認め、
他の人のパラダイムと考え方に接することによって得られる、
豊かな資源を活用する謙虚さを持っている人である」
スティーブン・R・コヴィー
育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−
杉本恵洋(すぎもと しげひろ)
PS. レッドウッドのように、相互依存の状態に至りたい方は、ココから・・・
http://www.the7habits.jp/freevideo/thanks.html
私も去年「7つの習慣」を
読みました
すごく勉強になり、
すごく深い本ですね
今読み返しても
新しい発見があります
人と人とが協力すれば、
1+1=2以上の力を発揮する
言われて納得ですね
互いに高め合える存在の人と
相互依存をして
大きなパワーを持って
何事にも取り組んでいきます
ありがとうございます
杉本 様
揚足を取るつもりではないですが
”自分のものの味方の限界を認め”を、”自分のものの見方の限界を認め”と読みました。宜しいでしょうか。
森内 優
すみません。
お騒がせしました。解決しましたm(__)m
ただ今、かなり、焦っております(汗)
大好きな杉本さんの文章も頭に入らず・・・
それが、7つの習慣のDVDを、昨日の特別先行オファーからではなく、今日のフォームから注文してしまいました。
こちらに記入させてもらったのは、どなたかの目に留まって、サポートセンターのメールか、FAXを見ていただけないかと思ったからです。
いったん、注文をしてしまうと、次の注文がはじかれてしまうのです。
昨日、子供達がインフルエンザになって、注意深くパソコンに送られてくるメルマガなどを見ることができませんでした。
そして、今日、いつも読んでいるネクストリーダーから、DVD販売を知り注文したのです。
気がつかれた方・・・たいへん申し訳ありませんが、解除などしていただけないでしょうか?
商品が届いてからでは、期限の25日を過ぎてしまいます。
これが『失敗』です・・・トホホ・・・
集中力がなくなると、直感力やチェック力も低下してしまうのですね!
ちょうど今、発声練習もかねて7つの習慣を
毎朝、1段落ほど朗読しています。
7つの習慣を知っているのではなく、
7つの習慣を実行している
そんな人間を日々、目指しています。
かくあるべきですね
それでも、人類社会派徹底排除社会である
だから、いつまで経ってもだめなんでしょうね
我々の開発現場では、成果主義的なマネージメントが浸透し、どんどん専門化が進み、担当が細分化されています。ですが、経験的な実感としまして、一人きりの開発はつらく、中々進まないと感じています。開発の担当を、最低でも二人以上のチームとし、1+1=2を超える相乗効果を生むマネジメントが出来ないかが今の検討課題です。その意味で、相互依存が重要という本コラムは大変参考になりました。
ところで、「自分のものの味方の限界を認め」は、「自分のものの見方の限界を認め」ですか。
7つの習慣のDVD!
面白そうですね!
日本で紹介された当時に一読しました!
でも、実践してなかったです!
昨年、夏に読む機会があり、そのことに気付きました。
自分自身を変えるという作業を通して、他人とのコミュニケーション能力が
アップしました。
本当に良い本だと思います!
DVDなら尚更分かり安く実践しやすいのではと思います!
「7つの習慣」を10数年前に初めて読んだ時、分厚い本で読むのに時間が掛かったことを覚えています。
パラダイム転換、相互依存、win-win 等々いろいろと役に立つことを学ぶことができ、感謝しています。
現在ブラジルに長期出張中ですが、「7つの習慣」を持ってきて、時々読んでいますが、改めて読むと新たな気づきがあり、本当に良い本だと思います。
ブラジルと日本、国が違うと考え方も違い、何で?と思うことも多くありますが、ブラジル人は明るく、親切な方が多く、良いところですね。