僕らはみんなある種の催眠術にかかっている・・・

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From:小川忠洋 (ダイレクト出版)

大阪のオフィスより、、、

誰もが催眠術にかかっている。

子供の頃、犬に吠えられて
怖い経験をした事がある人は、
大人になっても犬を怖がる。

僕の友達でもいた。
彼は僕より年上でもう40くらいに
なる人だが犬は苦手なようだ。

僕が飼っている小太郎やハーナ、
といっった小型犬でさえ、彼に取っては
かわいい存在ではない。

小太郎やハーナは体重が
２キロくらいなので、彼の体重の
３０分の１以下だ。

しかし、そんな事は関係ない。
自分の方が小型犬よりも３０倍以上
大きかったとしても、怖さを感じる。

これはある種の催眠術にかかっているのだ。

という催眠が、子供の頃に
埋め込まれて、４０になってもそれが取れない。
小型犬はめちゃめちゃ小さく
噛まれたところで、簡単に追い払う事ができるだろう。
しかし、催眠術にかかっているので、
小型犬がジャレてきたら防衛しようと構えてしまう。

これが催眠術だ。

僕らは誰もがある種の催眠術にかかっている。
それは、ほとんどが子供の頃に埋め込まれて、
今ではもう忘れてしまっている事ばかり。

本物の催眠術は、術師が最後に
必ず催眠術を解いてくれる。

しかし、僕らが子供の頃に
かかった催眠術は誰も解いてくれない。

誰も解いてくれないから
催眠術をかけられた事を忘れて
日常を過ごしてしまう。

しかし、だからといって
その催眠術が一生解けないものではない。

それを解く事はできる。

そして、新しい自分好みの
催眠術を自分自身にかける事ができる。

例えば、
自分は運がいいツイてる人間だという
催眠術がかかったらどうなるだろう？

あなたの人生は良くなるだろうか？
それとも悪くなるだろうか？

「自分は運がいい」
何て事は完全に、思い込みでしかない。
実際に、その人が運がいいかどうか？
何て事を計測することはできないのだ。

逆に例えば、
自分は運が悪い、いつもツイてない
人間だという催眠術がかかったら？

あなたの人生は良くなる？悪くなる？

繰り返すけど、
「自分は運が悪い」
って事は完全に思い込みでしかない。

僕らは自分の思い込みをベースに、
言い換えれば、自分にかかった催眠術を元に
外部で起きる現象に反応する。

そしてそれを現実だと受け止める。

もし、例えば、自分は犬が恐い
とかいう催眠があったとしたら、
いつその催眠にかかったのか？思い出してみよう。

今までの人生のどこかの
ポイントであなたは催眠術にかけられた。

そして、その催眠術は
本当に正しいモノか？事実に基づいているか？
考えてみよう。

もし、事実に基づいていない
と思ったら、せっかくなので
新しい催眠術で上書きしてみよう。

嬉しい事に
今回は、自分の好きなように
催眠にかかることができる。

そして、自分が使ってなかった
能力を引き出して使う事だってできる

－小川忠洋

ＰＳ．
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