一選手の心理が役立つ理由

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おはようございます。
スポーツドクターの辻秀一です。

 

今日はわたしが応用スポーツ心理学に
至った経緯と何をお伝えしたいのか？
ということを改めてお話したいと思います。

 

私は医学部を卒業後、慶応大学付属
病院の内科医として勤務していました。

しかし、30歳の頃にある想いを
抱いて退職する決意をしました。

それは、
「悪い所を治すよりも、人の人生の質を
向上させることに役立ちたい、
そこに貢献したい。」
と強く思ったのです

そのきっかけとなったのは
映画「パッチ・アダムス」でした。

 

パッチ・アダムスというのは
実在の人物でわたしもお会い
したことがあります。

彼も医者ですが、「笑いと愛」で
人の病気を治すということを考えた人です。

わたしはそれをヒントに生きる質を
向上させるために「心」に着眼したのです。

そして、行き着いたのが
「応用スポーツ心理学」です。

 

スポーツの世界では、
どんなにコンディションを整えても、
どんなにスキルを磨いても、
試合で負けてしまうことがあります。

 

逆に、本番で最大のパフォーマンスを
発揮し続け、望む結果を得ている選手もいます。

 

それは、まさにイチロー選手や
吉田沙保里選手のように常に結果を
出し続けている人たちです。

 

選手がどうすれば最高のパフォーマンスを
発揮し、それを続けることができるのか？
ということを、メンタルの側面から
研究しているのがスポーツ心理学です。

 

そして、“応用” スポーツ心理学とは、
スポーツの世界で培われた
ハイパフォーマンスのノウハウを
スポーツ以外の分野にも応用することを
目的としたものです。

 

私は応用スポーツ心理学の研究をする上で
アメリカで、色々な分野に活かしている
人たちとたくさん出会いました。

 

例えば、、、
最高の演奏ができるように、
音楽院で音楽家に
メンタル・トレーニングをしている方。

最高のオペができるように医者に
メンタル・トレーニングをしている方。

会社が業績を上げ続けるために
経営者や従業員にメンタル・
トレーニングをしている方。

 

このように、色々な分野に
スポーツ心理学の研究成果を活かし、
それぞれの分野で良い結果・
最大の結果を出すためのメンタル・
トレーニングが行われていたのです。

 

一方日本で行われていたことと言えば、
既に終わった試合を分析して、
発表するだけものでした。

 

同時に、私は日本の研究の遅れに
ショックを受けました。

 

わたしはもっと現場の役に立つことが
したいと思ったので、この「応用スポーツ心理学」
をベースに独自のメソッドを作りました

 

それは、一流スポーツ選手だけが
使うものではなく、ビジネスや音楽、
日常の生活にまで活かせるものとして。

 

結果は様々な要素が伴うので
必ず勝つということは難しいですが、
パフォーマンスを上げる人になることは
必ずできることなのです。

それは例外なく、誰でもある脳の
活かし方さえわかってしまえば
簡単にできることなので、
あなたにもぜひ取り入れて欲しいと思います。

 

そして、わたしが提唱している
真のハイパフォーマーになると視界が
ガラッと変わりますよ。

 

PS.
気合と根性で売上達成や目標を達成
することもできますが、大きなストレスを
抱えるリスクがあり、決して長続きはしません。

辻流ハイパフォーマーとは、まるで逆です。
そして、その方が結果が出るのです。

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