好き嫌い
From:森兼
あなたには嫌いな食べ物がありますか?
好き嫌いというのは意外に
食わず嫌いであることが多い。
実際、子供のころ嫌いだったが
大人になると全く平気で食べられる
食材はたくさんあると思う。
例えば僕の場合
子供の頃はニンジンが嫌いで
最近までレーズンが苦手だった。
ニンジンが嫌いになった理由は
幼稚園の頃に食べた給食で
十分に煮られていないモノを食べて
吐きそうになったから。
しかし、食べてみると
そんなにマズいものでもなく
考えようによってはおいしく感じる。
つまり、自分の中で
この食材は嫌いだ
と決めてしまっていたわけだ。
一旦こういう定義をしてしまうと
それが入っている料理全てを
苦手に感じてしまう。
僕の場合、半分ナマのニンジンを
食べたときの衝撃のせいで
自分の中で強烈な負のイメージとして記憶され
勝手に食べれないものと定義してしまったわけだ。
こうなるとどんどん
自分の中で苦手意識が増幅され
マイナスのイメージが作り上げられる。
その食べ物どうこうは無視して
それに対するイメージだけが
どんどん強化していっているわけだ。
つまり、実際はそんなに苦手なものでないに
強烈なマイナスの経験が苦手意識を作り出し、
そしてそれを強化していってしまうわけだ。
ところが、この苦手意識は
実際に食べてみておいしいと感じた瞬間に
払拭することができる。
そして、その瞬間からその食べ物は
嫌いではなくなるのだ。
もちろんこれは
食べ物だけに限った話ではなく
僕たちの経験全般について言えることだ。
つまり、苦手意識というのは
自分が考えているよりも
意外にあっさりと払拭できるのだ。
そして、それを払拭するためには
”おいしい”経験をすることが
一番の早道だ。
もし、何か払拭したい
苦手意識があるのならこのことを
意識してみるのもいいかもしれない。
今、苦手に感じていることと
それに対する”おいしい”経験とは
なんだろうか?
ーマーケティング・ディレクター 森兼
PS.
この無料のDVDを見て
苦手なセルフイメージを良いセルフイメージに
変える方法を学んでください。
http://www.drmaltz.jp/html/success_group.php?mag=Psycho20090506-2
>今、苦手に感じていることと
それに対する”おいしい”経験とは
なんだろうか?
これに関連するエピソード、最近ありました。
10代の頃に初めてやったアルバイトが接客業で、その時色々と嫌な思いをしたために、「もう二度と接客なんてやるもんか」と思っていました。
でもつい先日、ひょんなキッカケから10数年振りに接客をやることになったんですが、10代の頃に比べると色々なスキルが上がっていたせいか、予想以上に上手く、しかも楽しみながらやることができ、とても自信がつきました。
こういう経験って大事なんですねー。