決断するのが不安な時…
おはようございます。
スポーツドクターの辻秀一です。
何かを決めることに
躊躇してしまうことはないでしょうか?
特に、大きな責任を伴うものや、
その決断が今後を左右すると思うと、
とても平常心ではいられないときも
少なくないと思います。
わたしも、スポーツドクターであると同時に、
会社や組織の経営者・代表でもあるので、
何かを決断しなければならないときは
心がゆらいでしまうのを感じます。
このような決断の際に、
不安や恐怖に囚われた結果、
わたしたちは状況の把握に支障をきたし
判断を誤ってしまします。
そして、後になって冷静に考えると、
あの時はどうかしていた…
と、感じてしまうのです。
このような心の不安定さを引き起こすのは、
わたしたちの認知脳が意味付けをするからです。
決めるべきことがらに対して、
「重要な」とか「大事な」という
意味をつけることで、
心がゆらいでしまいます。
ですが、このような意味は
元から付いていたわけではなく、
わたしたちが勝手に付けたものです。
本来重要なことがあるのではなく、
重要だと意味をつけたことが存在するわけです。
スポーツの試合でも、
「大事な」一戦だとか、
「負けられない」試合だとか、
「重要な」局面だ、などとマスコミを始め
選手達も認知、意味付けをしてしまう
ケースがよくあります。
しかし、実際はただ試合が行われる
それだけなのです。
そして、本当に力を発揮できる選手・チームは、
このような意味付けにとらわれていません。
どんな試合であろうと、
ただ全力を尽くすことに
集中しているのです。
相手が上手だろうと、
自分より世界ランクが低かろうと、
会場がアウェイだろうと、
その意味付けにとらわれることなく、
自分の力を発揮できるメンタルを
持っている選手は、やはり強いです。
わたしたちが何かを
決断しなければならない時、
同じように、そこに様々な
意味が付くでしょう。
そして、ストレスが増え、
心が揺らいでしまい、
判断を鈍らせるでしょう。
ですので、心を整えてから、
状況を分析し、判断し、決断することを
もっと大切にしていく必要があるのです。
心にもっと意識を向けることで、
より最善の決断をしていけるように
なるはずです。
P.S.
決断力を上げるためにも、
メンタルトレーニングは大切です。
詳しくはこの音声ビデオを見てください。
↓
http://directlink.jp/tracking/af/368691/x5V7yb85/
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デイリーインスピレーションに出会って
あなたに変化はありましたか?
それを僕らと共有しましょう。
あなたの変化を教えてください。
https://jp.surveymonkey.com/s/RF8NXCX
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意味付けに気付くと、本当に心が軽くなります。
いつもありがとうございます。
辻氏は一つのテーマについて語るのに、徒に時間をかけすぎている、と感じた。「いまを生きる」について言えば、「明日はあると思うな今日一日」、「今日出来ることを明日に延ばすな」という格言がある。これで充分であろう。
ちなみに辻氏は「いまを生きる」というアメリカ映画をご存知だろうか。まだならば是非見て感想をお聞かせ頂きたいものだ。
私は辻氏の言葉を正確に理解するため、カタカナ語の辞典、ライトハウス英和辞典、新潮国語辞典を引いた。
なぜ日本人は、こんなにも外来語を使いたがるのだろう。
「メディア・リテラシー」とは何か。「情報を活用する能力」のことである(放送大学で聞いた)。このように、日本語に置き換え可能な言葉でさえ、「識者」はカタカナ言葉を使いたがる。私にとってそれは、日本語に愛情を持たない軽薄な態度に思える。
フランス人は、自国語が英語の影響を受けるのを非常に危惧して、必死に母国語を守ろうとしている。振り返って日本ではどうか。まあ、追求するのはやめておこう。日本は世界にまれなる「雑居文化」の土地柄なのだ。
今回はこんなところです。
辻氏の益々のご繁栄をお祈り申し上げます。ごめんあそばせ。