人生はアニメと同じ
おはようございます。
スポーツドクターの辻秀一です。
日本が世界に誇る文化の 1 つに
アニメーションがあります。
アニメをご存知ない方はいないでしょうし、
見たことがない方もいないでしょう。
アニメーションは絵が動いて見えるわけですが、
なぜ動いて見えるかというと、
人間の目の錯覚があるわけです。
絵が動いているように見えても、
そのアニメーションを構成する絵の
1 枚 1 枚は静止画であり、
少しずつ動きに変化をつけた絵を
連続して見せることで、
まるで動いているように見えるわけです。
私たちの毎日も、
連続しているかのように感じます。
過去と現在と未来は、
つながっているように感じています。
ボールを上に投げたらある地点まで上がり、
そのまま下に落ちてくるという
ごく自然な連続した動きを
誰もが受け入れています。
投げたボールがその瞬間に消えて
突然ポケットの中に現れたら、
手品かなにかと思うしかないでしょう。
このように、私たちは時間が
連続したものだと思っていますが、
実はアニメーションのように
この時間の流れをつくっているのは、
一瞬一瞬の今だということに気づくでしょう。
アニメーションをつくる
1 枚 1 枚の静止画のように、
一瞬一瞬の今が私たちの人生をつくっています。
それは 1 秒とか 0.1 秒とか 0.01 秒などの
人間が意味づけしている時間の単位ではなく、
”今ここ” という、本来言葉で表すのは
不可能なのですが、そのような今です。
過去も現在も未来などなく、
すべては今しかありません。
過去に想いを馳せている ”今” や、
未来を想像している “今” しかないのです。
そして、その今が連続しているかのように
錯覚しているにすぎません。
アニメーションの質を決めるものの 1 つは、
連続した動きを表現する 1 枚 1 枚の静止画です。
ボールを上に投げて下に落ちる
というアニメーションを、
「投げる地点」
「ボールが上がりきった地点」
「ボールが落ちた地点」
の 3 枚の静止画で表現するより、
「少し上がった地点」や
「上りきる手前の地点」など、
細かく 100 枚 200 枚の静止画で表現する方が、
なめらかな動きの質の高いアニメーションができます。
私たちの人生も、常に気持ちを
フローな方向へと切り替え、
一瞬一瞬の今に向き合う意識を
増やしていくことが、
質を高めていくことに
つながるのではないでしょうか。
朝と昼と夜と、たった 3 回
今に生きると考えるのではなく、
1 時間ごと、1 分ごと、1 秒ごと、
そして無意識に常に考えていられるように
なった方がいいのです。
P.S.
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